CP+ 2010 (上) PENTAX 645D / Sony ミラーレス機
パシフィコ横浜で開催されていた CP+ 2010 に行ってきました。昨年までの PIE と違いカメラ映像機器工業会(CIPA)が主催するイベントですが、実質的な後継イベントです。PIE もアジア最大のカメラ・写真イベントでしたが、CP+ は世界的なイベントである PMA や Photokina に匹敵する規模への成長が期待されます。
645D 実機を展示していた PENTAX ブース
さて、今回の目玉は PMA で発表を見送った PENTAX の中判デジタルカメラ 645D でしょう。先行量産機を実際に手にとって撮影できるコーナーがありましたので約20分の行列に並んで触ってきました。第一印象は思ったより軽い感じで、ホールド感も良く手持ちでも充分に撮影できそうな感じです。
最初は 35mm のレンズを試し、イマイチな感じでしたが、同時発売の D FA645 55mmF2.8 AL IF SDM AW をつけてもらったところ静かでピント合わせも早かったです。超音波モーターであり、マニュアルフォーカスもしやすいレンズで標準レンズに相応しいレンズだと思いました。
メモリカードが無かったので RAW 現像機能は試せませんでしたが、便利だと思います。三脚穴は横位置用と縦位置用に2つあり、また電子水準器も縦位置を自動認識する(ファインダー内は横位置のみ)ことから、三脚使用での撮影も大変便利そうです。メモリカードが無くて試せませんでしたが
ミラーレス機のモックを展示していたソニーブース
その次に注目なのは、PMA でミラーレス機参入を表明したソニーブースでしょう。しかも今回はモックに手に取れるという触れ込み。
とはいえ触れるのは白い発泡スチロールのモック……。重さと大きさだけが確認できる程度の代物。まあ EP-1 とほぼ同じサイズということなので期待はできると思います。
αについては時期中級機とエントリー機、500mm/F4 G、24mm/F2 ZA SSM のモックが展示されていました。いずれも動作する品では無さそうでがっかり。エントリー機は6月くらいに出そうですが、その他は秋から年末にかけて出るかどうかというところでしょう。
昨年の Photo Imaging Expo 2009 に展示されていた SuperTelephotoLens は、500mm/F4 G のようです。
全長が短くなったように見えますがこれはフードの有無の差だと思われます。このレンズが SSM なのかどうか尋ねてみましたが「まだ決まっていない」と言われました。幾ら何でも未定ということはないと思いますが……。ソニーのブースの係員は愛想が悪かったですね。
ソニーはブラビアからフォトフレームまで展示していましたが割愛。ミニサッカー場もよくわかりません。その他のブースについては次の記事で。
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