なかむら葉子 個展「夢みごこち」
2013-5-12 06:57
大分在住のイラストレーターなかむら葉子さんの個展が東京表参道で10日より開催されているので足を運んだ。
私がなかむら葉子さんの作品と出会ったのは、きずな展という東日本大震災のチャリティーイベントでのこと。展示されている寂しい感じの作品に強く惹かれてしまった。そのとき入札した作品は私のもとに届き、いまはオフィスに飾られている。
今回多くの作品をはじめて見ることができたので感激であった。そしてようやく直接お会いしてご本人から話しを伺うことができた。
会場には今回の個展のために制作されたイラストが多数展示されており、初挑戦だという布へのシルクスクリーン作品も展示されている。実際にご本人が色を載せて刷ったというものだ。
作品は基本的にデジタル制作されている。落ち着いているデザインながらも冷たく感じないのは、紙のような風合いと温かみのある線と色遣いからくる温かみとのバランスのためなのではないかと感じた。
独特の紙のような質感をデジタルでどのように出しているのかなどもお聞きしたがここでは伏せておく。
磁器の器も展示されている。あえて不揃いになった形と、異なる絵の組み合わせがほんわかとしていて眺めているだけでも楽しそう。磁器なので実際の使い勝手も良さそうなのでお皿を購入してきた。
なかむらさんいわく、本人でも使うのが楽しくて、売りに出すのをためらってしまうほどだとか。私も楽しみながら使うことにしたい。
個展「夢みごこち」は表参道の HB Gallery にて。5月15日までです。
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