1924年製の古レール
2013-3-31 22:22
富山地方鉄道の電鉄富山~稲荷町間の線路沿いを歩くと、古レールと枕木で補強された盛り土の部分がある。
富山市内の中心部であるが柵もフェンスもないところが都会では考えられないのどかさだ。
この古レールに、刻印されている部分を見つけた。確認すると 1924 という年号が見える。その下にはメーカー名であろう B.V.G BOGHUM の名前が見える。ドイツのメーカーだったらしい。
1924年といえば大正13年。富山地方鉄道の前身である富山電気鉄道の設立が 1931年(昭和6年)だから、富山鉄道か、合併前の立山鉄道などで使われていたレールだろう。
このレールがある場所は、北陸新幹線改行に関連した富山駅付近連続立体交差化事業の整備区間にか含まれているため、近い将来、見られなくなる可能性がある。
富山地方鉄道にはこのほかにも古レールを使った駅舎や、線路沿いの柵などの構造物があるため、調べてみたい。
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