2010となみチューリップフェア

2010-5-1 00:02

毎年恒例のとなみチューリップフェアに行ってきた。今年は4月22日から5月5日まで開催。会場は砺波チューリップ公園で、フェア期間中は入場料1,000円が必要となる。国内外から30万人規模の観光客が訪れるビッグイベントだ。

となみチューリップフェアにて

フェア期間中はチューリップ公園の周囲の道路も封鎖され通行できなくなる。駐車場までも迂回が必要となる。隣接する砺波郷土資料館や文化会館・砺波市美術館の敷地まで使い、とにかく広い面積になんと500品種100万本を超えるチューリップが咲き乱れる様は圧巻だ。

なにしろ砺波市はオランダに次ぐチューリップの栽培量を誇るのだそう。なぜ国と市を比べるのかは分からないのだが、とにかくそう書いてある。実際にいろいろな種類のチューリップを満喫できるのは間違いない。

となみチューリップフェアにて

チューリップは花壇に植えられているもの、プランターに並べられているもの、池に浮かんでいるものなど様々。公園内には池や水車、風車などもあり組み合わせて撮れば写真に変化をつけられる。毎年並べられている品種が変わるので飽きません。

通常チューリップの開花時期は4月中旬~下旬だがチューリップフェアでは大型連休にあわせて開花するように調整をしているそうだ。準備にはものすごい労力がかかっている。ちなみに今年は4月に入っても雪が降ったりしているためか世間のチューリップもちょうどいまが見頃となっている。

となみチューリップフェアにて

チューリップフェアも後半にいくほど花が傷んできているものが多くなりガッカリすることもあるのだが、今日はほどよい咲き加減だったと思う。蕾の状態の花もたくさんあった。

会場内の砺波市美術館はチューリップフェア会期中は無料で鑑賞できるのでお得。特に今年は2階で髙道宏氏と秋山庄太郎氏の写真が展示されていますので、写真好きの人は要チェックだろあ。地元ゆかりの髙道宏氏は自作印画紙へのモノクロプリント、秋山庄太郎氏はチューリップの写真。企画展の濱田庄司の陶芸の展示も素晴らしかった。

となみチューリップフェアにて

美術館の前では花を使ったアートの展示がされている。地元の高校などの団体が作成して競っているが、最優秀賞は自衛隊富山駐屯地作成の「ドラキティ」だった。何かのキャラに似ている気がしますがきっと気のせいだろう。

名前を公募していた新しいチューリップの品種

チューリップ四季彩館の中にもたくさんのチューリップがあり、珍しいチューリップの品種の球根の購入申し込みなどもできる。ここでは新しい品種の名前を募集していた。白くてふんわりとした品種にみなさんはどんな名前をつけるだろうか。

まだまだ紹介しきれないが、となみ散居村ミュージアムへのシャトルバスも出ている上、フェア入場者は近くの県花総合センターへの入場も無料となるなど。会場内の文化会館や郷土資料館でもイベントがある。ぜんぜん時間が足りなくて私は回りきれなかった。やはり写真メインの場合は半日では足りないと痛感。

これから行こうという人に一つだけ注意点を。会場近郊で臨時の貸し駐車場で「会場徒歩5分。1日500円」などと看板を出しているところもあるが、あせって入らないように。矢印に沿って奥まで進んでいくと、会場の近くで400円のところがある。ただ休日の混雑している時だとここは満車かもしれないが覚えておいて欲しい。

コメント・トラックバック

No comments yet.

Sorry, the comment form is closed at this time.