石川県七尾美術館・オランダの版画とモダンデザイン展
2008-8-15 22:00
昨日に引き続き美術展へ。今日は石川県七尾美術館で開催されている「オランダの版画とモダンデザイン」展へと足を向けました。
エッシャー、モンドリアン、ディック・ブルーナと好きな作家の作品が集められており、大変楽しめる展示内容でした。またリートフェルトの椅子も展示されており、絵画だけでなく視覚的にもとても趣向が凝らされていると感じました。個人的にはエッシャーの「昼と夜」「空と海」や、モンドリアンのコンポジット連作などをこの目で観ることができたのが収穫でした。
展示内容としてはエッチングなどの版画、リトグラフなどで構成され、原画や原版の展示はありませんでした。リートフェルトの椅子も展示用に21世紀になってから製作されたものということでした。
とはいえ、ワークショップコーナーで実際にリートフェルトの椅子に座れるのは複製ならではでしょう。またミニチュアのイスを組み立てたり、ブルーナの塗り絵・切り絵を楽しめるコーナーなどもあり、観るだけでなく体験して楽しめる構成となっているところはポイントが高いです。そのためか小さい子供を連れて来ている家族が多かったです。
ショップが充実していなかったのは残念でしたが、入館時にミッフィーの紙風船をもらえたので良しとしましょう(?)
それにしても七尾美術館は庭も広く、庭園の散歩も含めるととても1時間では足りませんでした。
今回は国道160号線を通って車で行きましたが、途中には海が見えるポイントがたくさんあり、その道中もなかなか気持ちよかったです。本来ならば立山連邦を望むことができるのだろうが、これだけ青い海が見られただけでも幸せな気分になれるのは不思議です。
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