2011 となみチューリップフェア
5月2日、毎年恒例のとなみチューリップフェア2011へ。今年のチューリップフェアはなんと60周年。100万本を超えるチューリップが堪能できる。
今年はα55をメインに Minolta 85mm/F1.4, Tamron 90mm/F2.8 Macro, Minolta 10mm/F2.8 Soft の3本の中望遠単焦点と、Tamron 70-200mm/F2.8, Carl Zeiss T* DT16-80mm/F3.5-4.5ZA のズームも持参。かなりの機材量だった。
今回は風邪っぽかったので300枚程度の撮影で疲れてしまい撤収。チューリップは今年は生育がやや遅いということでちょうど良い感じだった。育成が早いと5月にはほとんど傷んでいるということもあるので毎年事前情報の収集が欠かせない。
平日に行ったものの飛び石連休の中日ということもあり、親子連れやカップルなどで結構混んでいた。
観光ではなく花メインの写真撮影が目的なので、イベントの記念写真的にならないように心がけて撮影。具体的には写真の基本である引き算で余計なものが映らないように構図とボケで背景を整理していく。
基本的には傷んでいない・形が良い・かつ1本だけ背が高いチューリップを見つけ、逆光で前ボケを入れる形で撮影するのが王道である。花の目線で撮るということも大事。
今回は 85mm/F1.4 に marumiのソフトフィルター シルキーソフトB を装着してみた。APS-C では換算 127.5mm となってしまうが、意外とこれが一番使いやすかった。
ただ、このシルキーソフトBは効果が強いので被写体によっては滲み効果が強すぎることも。
また Tamron 90mm Macro に Kenko フォギーフィルターを装着して撮影してみた。こちらは20年前くらいから所持していたフィルターだ。普通のソフトフィルターと異なり、全体的に白っぽくなってしまうのだが、幻想的な風景にしてくれる。白っぽいがハイキーとは違った印象に仕上がるのので満足。
毎年中心となるチューリップの品種は異なり、今年は細身のチューリップがイチオシだったようで、池の周囲にたくさん植えられていた。
最後に、会場敷地内にある砺波市美術館に。チューリップフェア会期中は美術館もチューリップフェアの敷地内となってしまうが、かわりに無料で入ることができる。(チューリップフェアの入場料は必要。)2階で秋山庄太郎のチューリップ写真展も開催されているので堪能してきた。
なお、昨年の様子は2010となみチューリップフェアを参照してほしい。駐車場情報なども書いてある。
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