EF63 11 が甲種輸送で高崎へ
2011-3-26 17:05
横川にある碓氷峠鉄道文化むらには、体験運転用の EF63 が稼働している。この機関車の検査のために高崎に送られることになり、横川~高崎間で甲種輸送が行なわれた。
2月21日はEF63 11号機が横川より高崎へと輸送された。
この日は久々に文化むらと横川駅の間の線路が活用され、EF63 が横川駅構内へと入場。JR東日本の DD51 888 により信越本線を運ばれていく。。
この後3月10日に EF63 11 は横川に戻り、代わりに EF63 12 号機が高崎へと検査に向かったとのこと。
先だって EF63 の甲種輸送については詳しい内容が2月10日の東京新聞に掲載されていた。
急勾配の碓氷峠で「峠のシェルパ」と呼ばれ、現在は安中市の鉄道テーマパーク「碓氷峠鉄道文化むら」で運転体験できる「EF63形電気機関車(通称ロクサン)」四両のうち二両が、JR貨物関東支社高崎機関区(高崎市)で修理される。運転体験開始から十一年がたち劣化が進んだためで、移送する今月中にもJR横川-高崎駅間で再び鉄路に姿を見せる。
(中略)高崎機関区まではけん引し移送する。同文化むらに動態保存されている四両のうち11、12号機は移送に耐えると判断され、一両ずつ移送し、約三週間かけ修理する。移送日については同支社、同文化むらとも「警備上、公表しない」。
本線上の復活運転にはまだ遠い状態だが、すくなくとも文化むらでの体験運転の継続に安中市が力を入れていることが分かっただけでもありがたい。
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