伏木ヤードまつり開催
金沢市電2202保存会が主催の伏木ヤードまつりが開催されました。所用で朝少しだけ写真を撮影して撤収してしましたが、猛暑にも関わらず朝早くからたくさんのファンが来場していました。
伏木駅北側の元貨物ヤードに、スイッチャー(入替動車)や除雪作業車、路面電車などが展示されるという、通常では考えられない光景です。
黄色い除雪作業車。片方に除雪用ヘッドが付いています。方向転換の実演も予定されていましたが私は見ることはできませんでした。
イオン高岡ショッピングセンター塗装のデ7062。廃車となったが引取先は決まっているとのこと。
加越能鉄道時代の塗装になったデ7052。もとはデザインコンテストの青塗装でした。塗装し直されているのは見ていましたが、今日はナンバーも記入されパンタグラフも取り付けられています。イベント終了後に埼玉県の眼科に引き取られるそうです。
北陸鉄道金沢市内線モハ2202(福井鉄道モハ562)です。これだけ見ると廃車体のようですが、修復途中の姿です。金沢市電2202保存会により復元と保存が進められています。ケキ102の修復が完了したので次はこの車両の修繕が進むものと期待されます。
フェルケール博物館で屋外展示され、老朽化により解体されるところを間一髪逃れてはるばる日本海側の伏木へとやってきたモハ65。清水鉄道市内線電車最後の生き残りです。この車両は今後修復が進められ、将来的には清水への里帰りが計画されています。
最近伏木ヤードに姿を表わした近鉄の27t動車。私は立ち会えませんでしたが、この後、北陸鉄道のホム1と連結して牽引したようです。
ヤードにはどこから来たのか、C57 48 の動輪も展示されていました。
会場の一角では鉄道部品やグッズの販売も。この他にももちろん、メインのケキ102や、北陸鉄道ホム1が展示されていました。体験運転も行なわれたようです。
他の鉄道イベントでは見られない珍しい車両が集うユニークな催しでした。これらの車両のほとんどはイベント後に新天地へと旅立っていきます。次回のイベントが開催されたとしても、このような顔ぶれは二度とありません。猛暑にもかかわらずイベントを主催されたジェイアール貨物・北陸ロジスティクスに感謝致します。
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