アリスインワンダーランド観て頭痛になった
本日は14日ということで TOHO シネマズが1,000円均一になる日です。ということアリス・イン・ワンダーランドを見るために映画館へ。ところが、3D 映画なので +300円の 3D 料金がかかるということ。結局1,300円でした。得してるのですが損した気分です。
さて、見たのは字幕版です。字幕が常に画面の前面に浮き出て見えました。私にとっては(昔見たキャプテンE.O.などはのぞいて)初めての3D映画です。が、この3D映像のせいだと思うのですが、映画終了後に目が充血して、頭も痛くなりました。そのまま自宅に帰りましたが数時間頭痛が続きました。
これは映像を観た時から感じていましたが、立体的に見える分、自分の目でピントを合わせようとして目が疲れるのです。3D 映像ですが、立体感を強調するためか、全景や背景を極端にぼかしているシーンがたくさん出てきます。写真で言うと被写界深度が浅い状態です。
この時手前に浮き出て見えるモノがピンぼけ状態なので、そこを意識すると目でピントを合わせようとしますが、そのものがあるわけではないのでピントが合わないのです。これが目を疲れさせ、また脳にストレスがかかっているのではないかと思います。
また、3D 映画ならではの演出のためか、ものが画面奥から手前に飛んでくるような演出が多々見られます。これに目が追いつかないのです。まあ追いついても先に述べたように元々の映像がピンぼけ状態なら、くっきり見えることはありません。
そんなわけで立体的には見えたという天では面白い体験でしたが、それを上回るダメージを受けました。しかも映画の内容がよければまだ良かったのですが、物語に感動とかはありませんでした。ストーリーに伏線とか脈絡があまり感じられず、なぜアリスが敵を倒すのかの動機付けも説明不足のように思います。
CG のデキは素晴らしく、文句ありません。トランプの兵士の動きも CG なのにぎこちなさは無く、他の人間のキャラクターと混じっても違和感がありません。気に入ったのは煙となって消えるチェシャ猫の表現です。これは素晴らしいです。この猫の映像だけひたすら観たい。
ストーリーは単純で、3D という部分と CG で作り上げられた独特の映像を楽しむという感じでしょうか。コントラストの高い風景がワンダーランドと地上の差異を明確にし、夢の世界のような雰囲気を作り出しています。ジョニーデップの大袈裟な演技を見れたという点はまあ良かったです。
これから3D映画を観に行かれる方も頭痛には気をつけましょう!
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