安田幸弘写真展 星空の散歩道 フォトエントランス日比谷
2009-3-27 22:00
日比谷の富士フイルムフォトギャラリーにて開催されている安田幸弘さんの写真展「星空の散歩道」を訪れました。星明かり・月明かり・街灯りに照らされた地上の風景と流れる星空を一緒に映し込んだ写真を40点展示しています。
富士山とオリオン座を映し込んだものや、白川郷の合掌造りなど、風景写真としてだけ見ても素晴らしく、引きつけられる写真ばかり。風景と星空を一緒に映し込んだこのような写真は『星景写真』と呼ばれるそうで、個人的にはとてもツボにはまります。まさに好きなジャンルと言えます。
私も高校時代は天文部だったので、よく星の写真を撮りに行ったものです。その頃より、星空を赤道儀で追った写真よりも、薄明の空や夕暮れの三日月などを風景と共に映し込んだ写真の方が気に入っていました。今回の作品展を見て天体写真であり風景写真として成立するのだという確証をいただきました。
写真のクオリティは、ペンタックス6×7により実現しているようで、デジタルカメラ一辺倒になってしまった私にはとてもハードルが高いです。デジタル一眼レフがフルサイズで2400万画素となりましたが、暗部ノイズのことなども考えると、まだまだ星景写真の分野はデジタル化は難しいのではないでしょうか。富山の富山市科学博物館でもASPJ 星景写真展 「星の風景」 2008-2009が開催され、展示があるとのことなので、機会があれば見に行きたいですね。
コメント・トラックバック
No comments yet.
Sorry, the comment form is closed at this time.