Photo Imaging Expo 2009 (下)
ニコンブースも阿部秀之のセミナーは大盛況で人だかりができていた。そのセミナーでDムービーを褒めちぎる阿部先生も、宣伝という感がぬぐえませんでした。もっともニコン愛好家は真剣な眼差しで聴講していました。それより高解像度の D3X で複製したという屏風のクオリティには驚かされました。実物と比べるとやはり細部は表現できていないところもありましたが遠目に見たらほとんどわからない水準に達しています。演出の仕方が上手いです。
一方、タムロンブースでは先日発表されたばかりの、60mm/F2マクロレンズが展示。AF動作しない試作品ながらも、手に取れるようになっていました。完成度は高く、この夏にも販売されてもおかしくない出来映えでした。タムロンブースでは、魚住誠一が 18~270mmの高倍率ズームによるポートレート撮影を絶賛したり、広田泉と清水哲朗がマクロレンズの良さをぎこちなく語ったりするトークショーが別の意味で面白かったです。
新製品を発表したベルボンのブースに三脚を見に行ったところ、馬場信幸がアンブレラを使ったストロボ撮影の講義をしていて聞き入ってしまいました。やはり馬場さんはしゃべりが面白いし参考になります。実際にストロボを使ってモデルを撮影できるなど太っ腹の企画でした。もっとも私はフラッシュを持ち合わせておらず撮影はしていません。
会場の一番奥では「御苗場」という、若手の発掘フォトコンテストが開催されていました。老若男女100名以上、表現方法から展示方法までさまざまな作風を一挙に見られて、なかなか刺激になることも多かったです。
特に、私が気に入った方々を少しばかり紹介しますと、木内美羽、岩本隆、ヤマモトキクオら。他にもたくさんありましたが、時間の都合でざっとしか見られなかったのが残念でした。(以上、敬称略)
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管理人さん、こんにちは。
はじめまして、t.iと申します。
PIE2009で私の拙い作品展示をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
また、こちらでBlogの宣伝までしていただいて、大変恐縮です。m(__)m
ヤマモトキクオさんとは、PIE2009の数日後、桜の撮影にご一緒させていただきました。
管理人さんは素晴らしい写真を沢山撮られていらっしゃるのですね。^^
こちらこそ、今後とも参考にさせていただきたいと存じます。
私は、当分写真展示の予定がございませんが、夏くらいに書籍への出品があるかもしれませんので、その際は自己のBlogで告知させていただきたいと思います。
それでは、短いですが取り急ぎお礼まで。
ありがとうございました。m(__)m
コメント by t.i — 2009-04-26 22:06