ソフトフォーカスレンズ “Minolta AF SOFT FOCUS 100mm/F2.8”
秋山庄太郎の『花妖』を見てから、ソフトフォーカスレンズが気になりだした。今月のあるカメラ雑誌によると、6×7 の120mm のソフトフォーカスレンズを使っていたとのこと。おそらくPENTAX SMCP 67 120mm F3.5のことだと思われる。
αマウントでも 100mm のソフトフォーカスレンズがある。ミノルタおよびコニカミノルタ時代に出ていた “AF SOFT FOCUS 100mm/F2.8” というレンズだ。銘玉と呼ばれるが癖のあるレンズで、ソニーには引き継がれなかった(コニミノ末期にディスコンになった)ため、現在では中古でも新品価格を上回る値段が付いていることも。私はネットオークションで美品を安く入手できた。
フォーカスリングのほかに、ソフト量を調節できるリングが備わっている。これを
ただ銘玉とは言っても欠点はある。前群繰り出し式フォーカスのため、AF時に前玉が回転してしまう。最短撮影距離が 0.8m で被写体によりづらいのも残念なところ。またソフト量調節の際にもレンズの長さが変わり、画角が若干変わる。鏡胴もお世辞にも高級感があるとは言えない。
しかし、フォーカスホールドボタンが付いているなど使いやすい面もある。なりよりもソフト感がうまく表現できたときの画が素晴らしく、欠点には目を瞑ってしまえる。
ソフト量は
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